最近、SNSやテレビでもよく見かける「レトロ自動販売機」。昭和の雰囲気漂う、うどん・トースト・ハンバーガーなど、温かいグルメを販売する自販機が20代〜30代を中心に人気急上昇中です。今回は、そんな昭和レトロ自販機の魅力と、おすすめスポットを詳しくご紹介します。
レトロ自動販売機とは?昭和生まれのノスタルジー機械
レトロ自販機は、昭和40〜60年代に登場した、温かいグルメや飲食を提供する自動販売機。高速道路やドライブインなどで見かけた人も多いでしょう。
しかし近年は数が激減。一部マニアやオーナーの努力で、今も稼働している場所が全国に点在しています。

なぜレトロ自動販売機が人気なのか?
レトロ自販機人気の理由は「懐かしさ」と「映え」。昭和レトロブームにのって、SNSでは映える写真が撮れるとして注目。また、わざわざ非効率な自販機で温かいものが出てくる「ワクワク感」が、若い世代にも刺さっています。
全国で今も現役!おすすめレトロ自販機スポット5選
1. オートパーラー上尾(埼玉)
- トースト・ハンバーガー・ラーメンなど
- レトロゲーセン併設・まさに昭和の世界

🕒 営業時間・定休日
- 営業時間:基本的に朝7時~深夜4時まで営業。つまり、7:00 〜 翌4:00(約21時間営業)となります。
- 一部情報では24時間営業と記載されていますが、より詳細かつ直近の情報源では「7 時~4 時」との記録が多く信頼度が高いです 。
- 定休日:なし(年中無休)。
📍 所在地・アクセス
- 住所:埼玉県上尾市久保70‑2 。
- 最寄駅:JR高崎線「北上尾駅」から徒歩約9~11分(距離:約700~800m)
- 駐車場:あり(無料)
- 電話番号:048‑771‑7568
🍜 店舗の特徴
- 昭和レトロな自販機レストランで、そば・うどん(カップタイプ)やトーストサンド(チーズハム/コンビーフ)、瓶コーラやカップ麺などの自販機が稼働中
- 自販機のメンテナンスや補充は手作業で行われており、かき揚げ+うずら卵+ナルト入りそば・うどん、200~250円の格安価格も魅力
- ゲームセンター併設。昭和のレトロ筐体もあり、麻雀ゲームや昔懐かしいアクションゲームも楽しめます
2. オートレストラン鉄剣タロー(埼玉)
- 昭和自販機の聖地
- うどん・ラーメン・トースト・ハンバーガー自販機が現役

🕒 鉄剣タロー(自販機食堂)【閉店済】
- 24時間営業し、年中無休で稼働していました(~2020年5月)
3. ドライブイン日本昭和村(岐阜)
- 昭和レトロテーマパーク
- 当時の自販機が稼働中・フォトスポットも充実
自動販売機ラインナップと特徴
- うどん/そばの自販機
昭和時代のスタイルを再現した、うどん・そばが出てくるレトロな自動販売機が設置されています。中にはカップヌードルの自販機タイプもあり、セルフでフタをめくり、熱湯を入れて食べられる構造です。 - カップヌードル(カップ麺)自販機
昭和の懐かしい雰囲気でカップ麺を提供するタイプの自販機もあり、こちらもセルフ湯入れ式です 。 - その他昭和風グッズや玩具
うどん・そば以外にも、当時のレトロ感を楽しめるお菓子や玩具が出てくる自販機もあった、との記録があります
4. ドライブイン七輿(群馬)
- レトロ自販機+レトロゲーム筐体
- 昭和文化が色濃く残る人気スポット

🍜 レトロ自販機“御三家”が勢ぞろい
- 麺類自販機(うどん・そば・ラーメン)×2台:昭和50〜時代の富士電機製で、うどんやチャーシューメン(350円)を20秒ほどで提供 。
- トーストサンド自販機:ハム&チーズやピザトーストなどが選べ、280円~ 。
- ハンバーガー自販機:チーズバーガーやベーコンポテト入り、箱入りで提供、280円前後 。
これら「麺・トースト・バーガー」の3大自販機が揃う店舗は全国でも希少で、自販機マニアの間では“御三家”と呼ばれるほど 。
🎮 昭和ゲームコーナーも健在
- セガの「アストロシティ」やコナミの『麻雀格闘倶楽部』、テーブル型の『ブロック崩し』筐体、シューティングの『タイムパイロット』など往年のアーケードゲームが多数並んでいます 。
🛠️ 店主のこだわりと現役メンテナンス
- 麺は細すぎず太めに仕入れて乾燥を防ぎ、チャーシュー麺は豚肩ロース使用で「食堂時代より美味しい」と店主が自負 。
- これら自販機は1975年以降の稼働で、部品の入手が困難な中、店主が毎日メンテナンス・修理を行い大切に運用中 。
⏰ 営業情報と立地
- 営業時間: 自販機コーナーは24時間営業、定休日は不定休 。
- 場所: 群馬県藤岡市上落合853、カワイイコーヒーカップ型看板が目印 。
- 施設構成: 自販機コーナーの他、ゲームコーナーやかつての食堂跡があり、16台の食品自販機が並ぶ 。
- 古墳(七輿山古墳)への散策とセットでの訪問も人気 。
🌸 Z世代にも“エモい”スポット
- 昭和世代には「懐かしさ」、若者には「アナログ感のエモさ」が評価されており、休日は家族連れやドライブ愛好者でにぎわいます 。
5. 味わいの道の駅 伊勢原(神奈川)
- うどん・そば自販機
- 地域密着型で話題
🕰️ レトロ感あふれる“自販機の聖地”
- 稼働約112台(うどん・そば、ラーメン、ハンバーガー、トースト、カレー、お茶漬け、かき氷、瓶コーラ、乾電池、おみくじなど)
- 駐車場脇にズラッと並ぶ光景は圧巻で、昭和のドライブインを彷彿とさせるノスタルジックな雰囲気
👤 齋藤辰洋社長のこだわり
- 「古い機械を集めて復活させるのが趣味」からスタートし、2016年冬に1号機設置、現在は100台超へ
- 故障したら自ら修理し、部品の自作も。1台につき週1ペースでメンテナンスを手掛けている
- 食材(麺・肉・パンなど)は食品会社から取り寄せ、自販機用に調理・盛り付け。うどんつゆは何種も試し「昭和の味」を再現
🍜 人気「御三家」ランキング
- うどん・そば自販機
– 富士電機製の機械で、25秒~1分ほど加熱。天ぷらそば300円、チャーシュー麺400円
– 湯切り2回でしっかり熱々。人気No.1メニュー - ハンバーガー自販機
– 280円。約60秒加熱後、昭和レトロな箱が出てくる。チーズバーガーもあり - トーストサンド自販機
– 300円。ハムチーズなど。香ばしく、チーズがとろ~り。第3位



🧭 見どころ&実食レポ
- 客層幅広く:昭和世代は「懐かしい」、若年層には「新鮮」で話題に
- 楽しむ仕掛けも:ゲームコーナーや両替機、おみくじ、カレーやポップコーンの機械もあり
- 食べた体験:
– 天ぷらうどんは濃いスープに七味・割り箸付きで、じんわり体が温まる味
– ハンバーガー&トーストは熱々、昭和っぽい素朴な美味しさで好評
⏰ 営業・アクセス情報
- 営業時間:自販機コーナーは24時間・年中無休
- 住所:神奈川県相模原市南区下溝2661‑1
- 車でのアクセス:圏央道・相模原愛川ICから約5 km
- 公共交通:バス利用(横浜線・小田急各駅 → 相模原浄水場徒歩4分)
人気メニュー紹介|レトロ自販機の「懐かしグルメ」TOP3
- うどん・そば → つゆの味が昭和そのもの
- ハンバーガー → チーズとハムの素朴な味わい
- トーストサンド → 焼き立てアツアツが魅力
レトロ自販機巡りにおすすめ!写真映え&デートコース例
- カップルにおすすめデートコース
- 撮影スポット(自販機前・ネオン・昭和看板)
- 車で巡るとよりレトロ感UP
【注意点】レトロ自販機巡りで気をつけること
- 営業時間が不定(事前に確認)
- 故障中の機械もある(動いているものをSNSで確認)
- キャッシュレス不可、現金用意
まとめ|レトロ自販機は「非効率だから楽しい昭和体験」
効率重視の現代だからこそ、手間暇かけて味わうレトロ自販機は魅力的。昭和ノスタルジーを体感できる貴重なスポット、ぜひ一度訪れてみてください。
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